我が家ののび太くんたちは、体操教室にも毎週通っています。
むかーし、むかし、私の妹も習っていました。
その妹を羨ましく思って、私もやりたかったなぁ、と母に話したことがありますが、
妹がその教室での１期生で、私の時代にはなかったこと。
まぁ、もし私が体操にハマっていたら、
音楽と無縁の人生だったかもしれないので、これも運命です。
そこで、同じクラブ教室が入っている幼稚園に入れたのび太くんたちを
順に体操教室に試しに習わしてみましたが、
これが、とても我が家ののび太くんたちに合っていたようです！！
場所見知り、人見知りの激しかった３歳ののび太くん兄は、
毎朝、幼稚園バスの前で大泣き。。。
ですが、体操のある日だけは、
私が幼稚園まで迎えにいき、そこから幼稚園ホールで一緒に体操できるので、
（はじめは隣で手を繋いで参加できました！）
体操のある日だけは泣かないようになり、
この体操教室から徐々に幼稚園生活に慣れて来た気がします。
（それでも半年以上、３歳の息子を引きずりながら、幼稚園バスに押し込んでました）
そんな体操も兄は、７年目。弟も５年目です。
２人とも鉄棒や縄跳び、マット運動は大の得意！！！
やっぱり羨ましいので、私も一緒に公園で練習していたら、
小学生の時にはできなかった、
逆上がりも二重跳びも、３０歳過ぎて習得！！！
この驚きと感動はのび太くんたちには伝わらず、、、
帰ってきた旦那にめちゃくちゃ興奮して話しました！！！
やっぱりプロに習う（様子を見学してるだけですが）と違いますね！
と、話は脱線しましたが、
そんなカワイイ練習は幼稚園で卒業し、
小学生クラスは、宙返りとか、名前もよく分からない技とか、色々取り組んでます。
今年のコロナ禍で、保護者の見学ができなくなってしまったのは残念でなりません。
ひとまずお迎えはなるべく早めにと、仕事の合間に行くのですが、
ある日、体操仲間と分かれると突然泣き出すのび太くん兄。
どうやら、しっかり叱ってくれるタイプの昭和な先生に
「３回、怒られた。。。泣」そうです。
叱り方がしっかりしていて、迫力あるからな〜と思いながら、
「話聞いてなかったの？？お喋りしてたの？？？」
と、聞いてみるも、態度が悪かったのではないそうで、
何を怒られたか分からないという、小さなパニック状態。。。
大方、同じ失敗を繰り返し、「危ないよ！」とでも言われたのでしょう。
「(真面目にやらないと）死にますよ！！！」
と、大声で言われれば、迫力のあるその先生に気迫に泣き出してしまうようなのび太くん兄なので。
その日は、のんびり２人で話ながら帰ったのですが、
翌週、なんと、久々に「行きたくない！！！」が始まりました。
もう、４年ぶりくらいに、のび太くん兄を引きずって連れて行きすがら、
「この子を引きずってでも幼稚園に連れてくのが私の仕事であり日課だったな〜」
な〜んて、心の中は悠長に。
先週、何があったかは詳しく分かりませんが、
１週休んでしまうと、大技を行うのは恐くなってしまうのでは？という考えがあり、
とにかく先生に引き渡そうと、必死に連れて行きました。
「今日飛ばないと、怖くなっちゃうよ！」
と、声かけ幼稚園まで数メートルのところまで連れてくと、
「分かったからちょっと待って、自分で歩くから」
と、頑として連れていく姿勢の母に根負けした様子で、
涙を拭い、とぼとぼと歩き、お友達と合流。
門の前で出迎えてくれた先生ともお話しできました。
先週の帰りに泣いていたことから、久々に行きたがらないと話すと、
「(先週)怒ってないです笑。
飛べてたのに、分からなくなって、怖くなっちゃったんだと思います。
大丈夫です！お預かりします！」
と、その日も頼もしい先生。
やっぱり、宙返りか何かが怖いようですね。
でも、その怖さに立ち向かわないと、どんどん怖くなってしまいます。
私も、正直、人前で演奏するのは、怖いです。
ですが、その機会を先延ばしにすると、もっと怖くなるというのを身を持って経験してきました。
恥もいっぱいかきましたが、（いっぱいどころか、恥しかないです、、、）
それでも学ぶものはとても大きいです。
だからこそ、息子にも休まず飛んで欲しいと願って、連れてきました。
ジャズセッションも毎週の体操教室も、毎回が本番であり、練習でもあります。
逃げずに挑戦した時だけ、得られるものがあるから、頑張っていきたいです！
そんなわけで、ジャズピ練習！
昨日は、１０分しかない隙間時間の中、
ひとまず、⑧マイナーⅡ-Ⅴ-ⅠのB-FORMを行いましたが、
１０分どころか５分も必要なく、スラスラと正しく弾けました！！！
その前の日は、全く鍵盤に触れずだったのですが、
脳内で、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰがきちんと定着していたようです♫
よかった〜〜〜
これで落ち着いて「枯葉」アドリヴ練習に励めます！
さて、泣きながら体操に行った日の帰りののび太くん兄は満面の笑み。
今日は全く怖くない課題だったそうです。
「だから、ひきずってでも連れて行ったんだよ〜」
と、心の中で呟きました。
あまりに泣きじゃくる息子を見ると、怯んでしまいそうな時も多々ありますが、
この笑顔を覚えてるからこそ、
強い意志で、「今、飛ぼう！飛ばせてあげよう！！」と後押ししてます。
