ピアノふぁーすと すてっぷ

音楽好きの あれこれ

【RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる】デイビッド・エプスタイン著

果報は寝て待て
 
と、言いますが、
 
図書館大好き人間としては、
「本も寝て待て」です。
 
いつ予約したかも忘れた頃に、
図書館から準備ができましたメールが届くことがよくあります。
 
それも、読んでみると、
予約した時よりもGood Timingで!!
(自分の思い込みですが♫)
 
今回の本も、そんなナイスなタイミングで読めました♫
おそらく、予約した時には、
自分の広く浅くの知識から
どう専門性を極めていくべきか試行錯誤していた時に、
真逆の発想の本だと思って惹かれたのだと思うのですが、
(ほとんどに予約したことを覚えていない汗)
 
 
手に取った今は、
子どもの育児に迷いがで始めた時で、
そのBest Answerともなる1冊となりました!
 
 
本書は、注釈入れて445ページとだいぶ読み応えのある分厚い感じなのですが、
 
1章ずつが1つの定義・議題ごとになっていて、
それを論証すべく、実在の人物や、実験の様子が描かれているので、
ボリューミーな本になっています。
 
 
たくさんある逸話の中では、
 
第9章 時代遅れの技術を水平思考で生かす P.264〜
 
の中で描かれている任天堂の話が興味深かったです。
創業当時は花札を売る中小企業だったとは思いも寄らなかったです。
 
 
子育てに関して言えば、
 
第2章 「意地悪な世界」で不足する思考力
 
のP.75”明日も昨日と変わらない前提で暮らしていた。”
という所から「経験なしで学ぶこと」という点や
 
第4章 速く学ぶか、ゆっくり学ぶか P.112〜
という辺りが、我が家ののび太くんたちと接していくに当たって、
参考になりそうなところでした。
 
 
とはいえ、夫は、どうもこの本に否定的なようなので、
引き続き、のび太くんたちの様子を伺いながらの
試行錯誤の毎日は続きそうです。
 
 
まだまだ人気で貸し出し延長もできないので、
もう一度予約して、再度、手に取ってみたら、
また違った世界が見えるかもな、と思いました。
 
日本語訳は日本語にし過ぎず、
英語の表現が多く、おそらく原文の言葉をそのまま使っているのだろうな、と思わせる箇所が多かったので、
 
英語の勉強をしながら、改めて読み直してみたい一冊でした。