ピアノふぁーすと すてっぷ

音楽好きの あれこれ

City Bird〜真昼のセッション①〜出会い編

2020年2月上旬。
 
世界は新型コロナのパンデミックに脅かされ始めた頃。
横浜港には、隔離されたクルーズ船が停泊している。
 
そんな中、
普段は滅多に電車など乗らない私が、
横浜 駅で単発仕事。
 
 
これは、ずっと気になってた
あの店に行ってみるチャンスかも!?
 
 
 
前回の初セッションの場でも
先生からのご紹介もあり
とても温かく迎えいれてもらいましたが、
 
子育て中の主婦の身としては、
なかなか夜のセッションに出歩くのは
難しい状況。。。
(夜出かけると、つい遊び過ぎてしまいますし、、、)
 
 
ならば日中に演奏できるところはないかと、
ネット見ていきますと、、、
 
 
流石は東京!!
すぐに、いくつか出てきました!
 
ただ、やはり午前中からというのは、
見つけられず
(午前中の朝セッションをご存知の方、教えてください!!)
 
早くとも13:00〜。
 
 
それだと、平日午後は
やはり仕事でなかなかタイミングが合わないながらも、
 
前述の通り、
単発の仕事もあり、その日はちょうど午後もお休み♪
 
しかも
大田区千鳥町駅といえば、
我が家から行くよりは
横浜からの方が近い!
 
ならば、その日にやはりセッション参加のチャンスじゃないか!?
 
 
私が教わってる先生方も
やはりジャズはセッション、
どんどん参加しましょう、とのこと。
 
これは、ジャンル関係なく
セッションならば数で勝負!!
と私も思ってはいるのですが、
 
いざ、自分が引きに行くとなると、
 
もう少し練習してからでないと、、、
と尻込みしてしまう。
 
 
その日までに
もう少し練習しよと思うものの、
 
習っている方の
ロピアノ向けの練習を優先したいしで
レパートリーも増えぬまま当日に。
 
 
はじめは黒本を持って行くつもりが
やっぱり今日は止めておこうかな、
と楽譜は持たずに仕事へ。
 
 
すると不思議な事の連続。
 
 
午前の仕事内容も
伺ってたのと少し違って、
まるでドッキリ企画のようだったり、
 
20年前の飲食のバイト先の他店舗を見つけ、
入ってみたら、当日お世話になった社員さんと偶然再会したり、
(私が知るスタッフで今もお勤めなのが社長様含め3名だけとおっしゃってたので、すごい奇跡!)
 
 
他にも心ワクワクする事が続き、
 
「せっかくだから、見学だけでも、ジャズセッション見てみようかな」
 
という思いに♪
 
 
スタジオの雰囲気だけでも分かれば、
具体的な練習方法も分かるし、
時間行く日の目安を考えて
新年度の予定に組み込めるし!!
 
 
HPには、アポなしも歓迎ですが
メール予約もOKとあったので、
 
美味しいランチを頂きながら、
直前ですが、一応と
初心者の見学希望参加の旨を
送っておきました。
 
 
そして途中、列車の遅れもあり
思った以上に時間が過ぎてしまいましたが、
 
Googleマップ様々で、
全く迷わず到着!
 
 
なるほど!
 
建物は、小さなスタジオハウスのそれ。
 
そして入り口でスリッパに履き替えるようになっていましたので、
(ドラムセットは土足OK)
 
そこの外履きを見ると
今日のセッションは
多人数ではなさそうです。
 
案内の札の通り
緊張しながら(してないと見られがちですが、実際は不安たっぷり、、、)
手前のスタジオに思い切って入る。
 
 
グランドピアノに女性がおひとりと、
 
ベースを手にした方が
 
「メール下さった方ですね」
 
と声をかけてくれた♪
 
 
 
やはり、メールをしておいて正解♫
 
 
簡単な挨拶を3人で交わし、
(ピアノの方もお客様ながら常連様で
とても親切だった!)
私は見学希望を伝えると、
 
「では、そこに座って、叩いてください」
 
と、入り口付近で立ってた私の側のドラムセットを指差される。
 
 
単に見学がしやすい座席という意味合いで言われたのだと
 
「はい」
 
と答えて単純に腰かけると
 
「そこのスティックでも好きなの使って下さい」
 
と言われて「????」
 
 
え?叩けと?
 
良いのかな、、、と恐る恐る。。。
 
私、一応鍵盤希望者ですけど、、、
 
 
「なんでも大丈夫です」
 
とさらに、にこにこ笑顔です。
 
 
 
本当に、いいのかな〜
ドラム、、、好きだけど、、、、
 
 
ピアノがなり、ベースが入り、
曲のテンポが掴めたところで、
 
えい や!!っと、
 
小さな音で混じってみた♫
 
 
はじめての、ブラシ スティック。
 
 
 
そう、学生の頃は、ちょこっとドラムも経験が。
 
ただ、8ビートとかロックとか、遊び半分だったから、
(いや、私なりに、その頃は真剣だったけど、、、)
 
まさか、いきなり、ジャズを叩く事になろうとは!!!
 
 
そんな、不思議な体験が
私と、シティバードの出会いでした〜
 
 
長くなってしまったので、
この日の演奏リストは、また続きで。