ピアノふぁーすと すてっぷ

音楽好きの あれこれ

「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」山口 真由 著

ここ1ヶ月
最近は、山口真由さんの本をオーディオブック と
実際の本とを合わせて数冊読んでいます。
そのうちの1冊がこちら。

 本を読んでいて、これほどまで私と考え方が似てるな、と思ったのは初めて。

 
「まえがき」の
「よく頑張るね」と言われることが、私は好きではありませんでした。
の冒頭部分から
「あとがき」の
自分の小さな傷と向き合う作業でもありました。
という最後の最後まで、
本当に私が考えてたことそのままで、
それが活字になってる!という奇妙なデジャブにも似た感覚です。
 
 
2時起きの本などは、学び続けるママの先輩として、
私のバイブルでもあり、自分の未来を考えるための書物ですが、
 
山口真由さんの本は、自己分析を兼ねた自分の振り返りの為の書物でした。
 
 
私と、特に同じだな〜と思ったのは以下。
 
・私とは逆に「頑張って」と言われるのが好きではない人が多いと気づく
・「天才」と言われると居心地の悪さを感じる
・努力をしたら成果を得るのは当然
・世の中には「努力」=「スポ根論」のような抽象的なものばかり
・大人になってからこそ努力の対象に「勉強」を選ぶのは合理的
・「天才」への憧れを潔く諦めて、残りの人生を「努力」にささげる
・つらくて地味な仕事を一生懸命引き受けて、
    最後の最後まで手を抜かずに果たしたと胸を晴れる瞬間が
    華々しい瞬間よりも仕事に誇りを感じる
・どんなことでも、努力をし、結果を残したことは、心底誇らしい
もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない
・劣等感にさらされ「できない!」と思う機会こそ、努力する上で効果的
・本を読むのが大好きで、好きな場所は図書館(図書館巡りが趣味な私)
・自分から小テストの機会を作る
・昼食時間をずらす(これは私も日々実行している方法!)
・努力は継続させなければ意味がない(継続は力なり!)
・目が疲れてきたら、耳を使う作業を(乳幼児の子育て期間から行ってたことそのまま!)
 
これでもだいぶ抜粋してますが結構ありました!
 
 
それから新たなる気づきとしては
 
・苦手なものとは、自分の土俵で戦う(実際にしているかも!)
・話すことが苦手な人の電話対応術(コレは分かりやすい良い気づき!!)
・「3分の1」理論(私も割とココを目指してるのかも)
・赤線やマーカーを引く作業を求めては、読むことを反復・継続できない
・最初を丁寧に読みすぎても、日本史ならば、受験にでないような縄文時代しか頭に入らない(コレ私。。。)
知っていることが8割、知らないことが2割の状態にする為に答えの丸読みでもOK(音楽にも役立つ♫)
・パソコンのパスワードを努力のキーワードにする
・毎日疲れている人は、食事時間の取りかたが少し下手(夫の生活改善に使える!)
・一生懸命選んだ手帳を使わなくなる人は、外圧を使ったスケジュール管理が得策!(私は手帳派ですが♪)
・「まわりの人より頑張ろう」で続く(これは、人それぞれかも?)
・プラス5%を目標値として設定するのが普通の人の限界点
・「努力の見える化」の為に、道具を「ひとつ」にこだわる
・5分かかる日記より、1分間自分と向き合える時間を(私にとっては日記を書く時間も大切な時間ですが)
 
自分にあてはまらないことでも、
家族やピアノの生徒さまとの接し方、
職場の後輩指導へと使える内容も多かったです。
 
 
山口真由さんは、
終身雇用や年功序列が崩れつつある社会をチャンスの時代と捉えて
自分の得意分野を高める必要がある
と、説いてますが、私も全く同意見!
 
加えてコロナ禍で暮らす中でも、努力を継続することは本当に大切だと痛感させられる本でした。
 
最後にもう1つ。私と同意見の努力を完遂する為の方法論を引用。
 
努力をする人は頭が特別いいわけでもなければ、野心家であるわけでもありません。
ただ、「こういう自分でありたい」という切実な思いがあっただけ